オマキザルの赤ちゃん。

旧飼育ブログ

6月19日に産まれたオマキザルの赤ちゃん。

 

 

 

 

 

4ヶ月近くたち、すくすく元気に育っています。産まれてすぐはずーっとお母さんにしがみついていた赤ちゃん、今ではお母さんから離れている時間がずいぶん長くなってきて、一人遊びができるようになってきました。

 

 

 

 

 

 

で、名前なんですが・・・。

 

 

 

 

 

 

動物園では動物の名前を決まるのは一般公募によって決定したり、飼育係がつけたりします。一般公募の場合は、あらかじめいくつかの候補を上げ、選んでもらう形です。この候補もほとんどの場合、飼育係がリストアップします。以前に自由に考えてもらって、一番多い名前で決定したこともありますが、とてつもなく多くの名前の種類となって集計にとんでもない時間を費やしたことがあります。なので今は、一般公募の場合、はいくつかの飼育係がリストアップした名前の中から選んで、一番多い名前に決定しています。

 

 

 

 

 

 

名前の決定についてはいくつかのルールがあって、まず、同じ名前がない事(死んでしまった動物の名前も含めて)。雌雄どちらか分からない時はどちらでも対応できる名前にします。群れや家族等複数いる動物に関しては、統一感があるように、野菜バージョンや果物バージョン、花バージョンだったり、キノコやパスタといった名前を付けています。その他、お父さんとお母さんの名前を取って組み合わせた名前にすることがあります。そうすることにより直ぐに誰でもお父さんとお母さんが誰なのか判断できます。

 

 

 

 

 

 

この条件のもと名前を決定するのは一苦労。

 

 

 

 

 

 

そこでオマキザルの赤ちゃん。お父さんジロウ、お母さんマップの間に産まれた二頭目の子どもで雄。お兄ちゃんは両親の名前を取ってジップとしたので、今回も両親の名前を取ってロップと名付けました。(安易ですかね?)

 

 

 

 

 

 

じゃあ今度産まれてくる子は雄でも雌でもウップ?ああどうしよう?

 

 

オマキザル担当