今回はペリカンの話です。
のんほいパークでは2羽を飼育しています。
モモイロペリカンという種類で、日本の動物園や水族館でよく飼育されているおなじみの種類です。
エサは1日2回、アジを1kgぐらい毎日食べています。
名前はオスのペリとメスのカンです。
体の大きいほうがペリ、小さいほうがカンなので一目で見分けはつくと思います。
そんな2羽ですが、とにかく仲が良く常に行動を共にしています。
休んでいるときも一緒...
羽繕いをしているときも一緒...
エサを食べに来るときも一緒...
食べ終わって帰るときも一緒...
どんなときでもずっと一緒にいたいみたいです。
この距離わかりますか?いつもこんな感じです。
ペリだけ、カンだけで写真を撮りたい時もありますが、こんなにべったりくっついているとなかなかむずかしく、つい2羽まとめての撮影になってしまいます...
アフリカ園にいるので、仲良しペリカンの2羽にぜひ会いに来てくださいね。
さて、話しは少し変わりますが、モモイロペリカンは10月ごろから繁殖にむけた変化がみられる時期です。
ペリとカンも10月にはいったぐらいからだんだんと食欲が増してきました。
また、羽の色も白っぽい色から徐々に桃色になってきたようにみえます。
(これが、モモイロペリカンの名前の由来です。)
少し桃色になってきた写真ですが、わかりづらいですね。ごめんなさい...
春頃までは繁殖にむけた行動がみられるようなので、この2羽の今後に期待したいと思います。
皆さんもあたたかく見守ってあげてください。
ペリカン担当