キングペンギンの繁殖期

旧飼育ブログ

現在、キングペンギンは繁殖期を迎えています。

6月ぐらいから卵を産み始めますが、温め方がほかのペンギン達と違っています。

多くのペンギンは石や小枝などを集め、巣を作り、そこに卵を産み腹這いになって温めます。

しかし、キングペンギンは巣を作らず、卵を脚の上に置き、お腹の皮をたるませて温めます。

卵は300~350gほどの重さがあり、ニワトリの卵の約5~6倍もあります。

 

 

オスメス交代で温め、ヒナが孵化するには約2か月近くかかります。

また、子育てをする期間も長くヒナが巣立つには1年以上かかります。

現在は卵を温めているキングペンギンをご覧いただけます。

このまま順調に孵化して、かわいらしいヒナが誕生することを期待しています。

ぜひ、極地動物館へ遊びにきてくださいね。涼しくて快適ですよ(笑)

 

極地ペンギン担当