寒いのがお好き

飼育員

少しずつ秋が深まってきました。園内でも野生の冬鳥であるジョウビタキを見かけるようになりました。
そして、のんほいパークの動物達も秋冬モードで獣舎に暖房をいれたり、ヒーターをつけたり、冬の準備が着々と進んでいます。
ところが、なかには暖房いらずで寒さにとても強い動物達もいます。
例えば、寒冷な地方に生息しているシロフクロウやレッサーパンダ。
暑い夏は冷房や冷風機をつけてやり過ごしていました。しかし、中部地方ぐらいの冬は全然平気で、むしろ寒いほうが得意。
特に、夏の間は屋内展示がメインだったレッサーパンダですが、これからは屋外で元気に走り回る姿を見る事が出来ます。屋外には大きな樹木も植えてあり、屋内のやぐらとは違った見応えがあるのではないでしょうか?

当のレッサーパンダ達ですが、最近は竹の葉をモリモリ食べて、屋外で活動する時間も増えてきました。

他の動物達も、夏とは違った一面がたくさん見られると思います。是非じっくり観察してみて下さい。