新年明けましておめでとうございます。動植物園長の高見です。
今年は寅年。豊橋総合動植物公園のんほいパークには、アムールトラのマリンが暮らしています。高齢ですが、寒さに負けず元気に過ごしています。
トラには、アムールトラの他にもベンガルトラやスマトラトラといった亜種がいます。亜種というのは、同じ種でも住む場所が遠く離れたため、見た目などが少し違ってきている動物のことです。アムールトラは、トラの仲間の中で最も大きく、最も北に住んでいる亜種です。一番寒い地域に住んでいるため、日本の冬などこたえないのかもしれませんね。
とは言っても、お年寄りのマリンが体調を崩さないように、気をつけたいと思います。ものすごく寒い日には寝室に入っていることがあるかもしれませんが、お許しください。
各地の動物園でトラの仲間が飼育されていますが、国内ではアムールトラとスマトラトラを計画的に飼育し、増やしていくことになっています。愛知県内では名古屋市の東山動物園でスマトラトラが飼育されています。両方見ていただくと良くわかるだろうと思いますが、体の大きさがかなり違います。アムールトラを見慣れていると、スマトラトラが小さく可愛く見えます。
当園のマリンはアムールトラの中でもそれほど大きな方ではありませんが、オスの大きなアムールトラは、まるでヒグマのように感じられます。けしてオーバーな表現ではなく、本当に迫力があります。
あちこちのトラに会いに出かけてみるのも面白いかもしれませんね。安心して出歩けるよう、今年こそはコロナウイルス感染症が終息してほしいものだと思います。
新たな年がスタートしました。皆さんにとって幸せな1年となりますように。
お正月から、ユニフォームを一新しました。（しばらくは、これまでのユニフォームも洗い替え用に使いますが。）これまでより、少しはスタイリッシュ？になったかな・・と思います。
れを機に、職員一同、気持ちを新たに頑張ります。
今年も豊橋総合動植物公園のんほいパークをよろしくお願いします。