園長ブログ(27) 開放感!

高見園長

こんにちは。動植物園長の高見です。

ゴールデンウィークまっただ中。いかがお過ごしでしょうか。
今年のゴールデンウィークは雨で始まりました。天気予報では、雨で終わりそうです。お出かけは今がチャンスです。

昨年12月のブログで、「高病原性鳥インフルエンザ」対策を行っているとお伝えしました。それ以降、皆さんに多くの鳥たちをご覧いただけない状態でした。しかし、国内の感染状況が落ち着いてきたことから、数日前に対策を解除しました。
ようやく、いつも通り鳥たちをご覧いただけるようになりました。

ダチョウやオオハクチョウ、一部のフクロウたちは、この間ずっと他の鳥との接触を避けるために室内暮らしでした。やっと外に出られて、ほっとしているのではないでしょうか。

オオハクチョウ久しぶりに園内の大沢池で泳ぐオオハクチョウ

アジアゾウは、池にいるオオハクチョウにびっくりしたようです。(5月2日の当園のツイッターでゾウたちが驚く様子の動画をご覧いただけます。)

ダチョウフラミンゴが気になる?アフリカエリアのダチョウたち

ダチョウが落ち着かないのはいつものことですが、ずっと放飼場の隅にかたまっているので、まだ少し警戒しているのかもしれません。

メンフクロウふくろうの森のメンフクロウ

フクロウやメンフクロウ、ワシミミズクの係留飼育も再開しました。フェンスなどにさえぎられることなく、ご覧いただくことができます。

私たちヒトに対しても、ゴールデンウィーク明けに新型コロナ感染症の対策が緩和されます。マスクの着用やお出かけの際のルールなど、これまでと大きく変わりそうです。春という季節と相まって、開放感を感じます。
鳥たちも同じように感じているかもしれません。

とはいっても、全く安全になったわけではありません。これからも一定の配慮は必要です。豊橋総合動植物公園・のんほいパークでも、鳥たちに対して目配りを続けたいと思いますので、皆さんも気をつけてくださいね。

さあ、ゴールデンウィーク後半戦、いいお天気の間に外の空気を吸いに出かけましょう。
ちなみに、のんほいパークもお出かけにお勧めです。