アヒルの展示場リニューアル

飼育員

アヒルは家禽であり、人間にとって身近な動物です。
そんなアヒルですが、7月11日より、展示を再開しました。
展示を再開するまでは、鳥インフルエンザの感染対策により、室内での飼育を余儀なくされていました。
暖かい季節となり、鳥インフルエンザの感染リスクが減少したことで、展示を再開することができました。

展示を再開するにあたり、今まで飼育していた展示スペースの改修工事を行いました。

以前の展示場よりも広く高く設計し、約2か月かけて完成しました。
設計したと言っても、建物の枠を設計しただけで、その他細かいところは作りながら決めていきました。なので、多少雑に見える造りになってしまったところもありますが、お許しください。

現在、3羽のアヒルを展示していますが、新しい環境になれるまでは餌やりを中止しています。

ところで皆さんは、アヒルの雌雄の見分け方をご存じでしょうか?
アイガモは雌雄で羽根の色が違うのですぐに見分けることができますが、アヒルは雌雄とも白い羽根をしています。

では、どこを見るのかと言うと・・・
尾の羽根を見れば一目瞭然です。
オスは尾の羽根が数本上向きにカールしています。メスはカールすることなくストレートです。

皆さんが当園でご覧いただける展示場には、オスが3羽います。メスは繁殖制限をしている関係もあり、バックヤードにて飼育しています。
そのため、今回は写真を準備したので、こちらで尾のカールを確認してみてください。


メスの尾



オスの尾

当園のオスの尾羽はあまりカールしていませんが、よく観察すると数本、少しだけカールしています。当園以外でもアヒルを見る際は、ぜひ尾羽のカールが有るか無いかも観察してみてください。