「公園内で見られる小さな生き物たち」

飼育員

 

こんにちは!

 

今回は、園の魅力を一つご紹介できればと思います!

その魅力とは、公園内で暮らしている自然の生き物たちとの出会いです。

 

皆さんがのんほいパークを訪れる目的は色々あると思います。動物園の動物、植物園の植物、博物館の化石・標本を見ることなど…

 

それだけではなく、この公園内で暮らしている自然の生き物についても知って見ていただければと思います!

 

生き物といっても「哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫など」たくさんいますが、私たちが日常生活する上で一番身近な生き物、目にするのは昆虫ではないでしょうか。人により好みは分かれますが、今回はそんな小さな生き物である昆虫についてお話したいと思います。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

豊橋総合動植物公園は広大な土地に、動物園、植物園、博物館、遊園地が併設された国内でも数少ない総合公園です。園内には様々な動植物が生きており、歩いているだけでたくさんの生き物に出会うことができます。(園内一周するだけでもかなりの運動になるのでおすすめです!)

私も仕事の最中、休日、共に生き物に出会わない日はありません。踏んだり潰したりしてしまわないよう気を付けて動くよう心掛けています。

 

実際に、私が公園内で出会った生き物たちはこちらです! ↓

※見分けが違っていたらすみません!

 

 

上から

カナブン、トゲナナフシ、モクズガニ、トノサマガエル、アシダカグモ、カマキリ、スズメガの幼虫、ヤモリ、アオダイショウ、センチコガネ、ウバタマムシ、コスズメ、カラスアゲハ、シオカラトンボ、カタツムリ、ナナフシモドキ、ヤブキリ、アブラゼミ、シロスジコガネ、ナナホシテントウ、タイワンタケクマバチ、カブトムシ、リスアカネ、エンマコガネ、セイヨウミツバチ、コクワガタ、ウスバカゲロウ

 

 

このようにたくさんの生き物と出会うことができます。他にもいますが載せるのはこのくらいで!

これらの生き物は、日陰、日向、枝、木の表面、葉、地面、地中、花、湿った場所など様々な環境で目にすることができます。

今回はあまり触れませんが、昆虫がいることでそれを餌とする小鳥や大型の鳥、哺乳類等も暮らすことができます。当然公園内でも昆虫以外の生き物と出会うこともできます。

中には貴重な在来種や外来種が… 気になる方は調べてみてください!

 

公園内を歩くとき、ここには色々な生き物がいると少しでも意識するだけで、いつもとは違った出会いをすることができると思います。

のんほいパークを訪れる際は是非、自然の生き物たちとの出会いも楽しみの一つとして歩いてみてはいかがでしょうか。

 

 

最後に、楽しく、安全に生き物と接するためにお願いがあります。

 

『観察や触れ合う時のお願い』

・人と違い小さな生き物は寿命が短く、体が弱いため触れたり観察したりするときは優しくそっと接するようにする。

・観察のために捕まえた動植物は元の場所にそっと戻す。

・人は体温が高く小さな生き物にとっては暑すぎて火傷の恐れがあるため長時間の触れ合いはしない。

・中には人にとって危険となる生き物もいるためむやみに近づかない。触れあわない。

・環境が変わってしまうため、また公園内外の動植物を守るために、基本的に公園内の全ての動植物は持ち出さない。外からの持ち込みもしない。

・観察などのために無断で土地の立ち入りや破壊行動(木や植物の伐採や物の移動など)はしない。

 

よろしくお願いします!

 

鳥の飼育など担当