エリア・動物紹介
テナガザル
モンキーエリア
テナガサルは左右に広げると体長の2倍もある前肢を使い、反動をつけて素早く「枝渡り」ブラキエーションをし、樹木をすいすい移動します。テナガザルは、歌をうたう事も知られており、カップル同士で複雑なフレーズを混ぜてデュエットをします。また、縄張りを誇示する大きな鳴き声は園内全体に響くほどです。飼育している個体は朝早くしか鳴かないのが残念です。
生息地は、マレー半島・スマトラ島・ボルネオ島です。
当園は、ボルネオシロヒゲテナガザルの「ピッピ」とアボットハイイロテナガザルの「アンナ」の2頭を飼育しています。
「ピッピ」は、1973年3月8日に来園しましたが、来園時は約1才でミルクや離乳食を与えていました。
年を取ると穏やかになると言われますが、最近ますます短気になったような気がします。
当園での餌は、野菜・果物・サル用ペレットなど11種類を与えています。
飼育担当の一言・・・ピッピとアンナは1日交代で展示しています。高齢の為、体調管理の為に早めに寝室に戻ることがあります。