豊橋総合動植物公園が登録博物館になりました

豊橋総合動植物公園の動植物園が、令和7年1月8日付で博物館法に基づく「登録博物館」に認定されました。
これにより、平成元年４月24日付で登録済の豊橋市自然史博物館と併せて、豊橋総合動植物公園全体が登録博物館になりました。

動植物園の社会的役割の中には、教育、調査研究がありますが、これらの役割をもっと推進するために、このたび博物館登録を申請しました。博物館法では、資料の収集や展示、調査研究の実施など、一定の条件を満たした施設を「登録博物館」とすることができるとされており、今回、これまで動植物園が取り組んできた、動植物の展示、教育普及や調査研究の取り組みが基準に適合していると判断されました。
愛知県内の動物園・水族館としては、公益財団法人日本モンキーセンター、碧南海浜水族館に続き3件目、県内の植物園としては初の登録となります。
他の教育・文化施設とも連携を図り協力しながら、これからも教育普及や調査研究の活動を進めて行きます。

登録博物館：歴史、芸術、民族、産業、自然科学等に関する資料を収集、保管（育成を含む）し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その共用、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関のうち、博物館法の規定による登録を受けたものです。登録には、学芸員の必置などの条件があり、登録要件の基準に適合しているか審査が行われます。